16-3.事務所理念
※一人称「私」は、代表 鈴木敏起のことです。
1.事務所名の由来
事務所の名前の「燦(さん)」の字義は「きらめく」です。
私が皆さまに法律的な(リーガルの意味です)ご奉仕をすることで、太陽の光が燦々と降り注ぐように、皆さまの人生・生活をあたたかくすることができたら幸いと思い、名付けました。
また、「燦」は司法書士事務所開業と同時に生まれた愛娘の名でもあります。娘の人生と、私の司法書士人生が同時期に始まることから、一緒に頑張っていこうという気持ちを込めております。
2.事務所理念
社会貢献への私の想いは、ずばり日本が大好きだ、というところから出発しております。
また、娘が生まれて意識することは、自分の死後少なくとも30年、私の知らない娘の生きる社会があるわけで、その環境をよりよいものにして人生を全うしたいという親心です。
先人達が紡ぎ私たちの世代に託した「歴史」、今の時代に生きる私たちが育む「縁」、そして、「歴史」と「縁」が織りなす、「文化・社会」という総体。これらを磨き上げ、色鮮やかに次世代に継承することが、私たちに課せられた使命であり、貴くも幸福な営みだと思います。
地域に生きる皆さまの、人生に節目に立ち会い、皆さまが紡ぎ、育み、織りなしたものを、次世代まで継承するお手伝いをすること、これが私の考える社会貢献であり、 そして、娘のためにできることです。
3.ライフワーク(2016年7月寄稿)
2016年、ライフワークとして掲げたいことができました。少子化、人口減、地域社会の崩壊、日本文化の途絶、日本国力の衰退・・・この負の連鎖を止めて、子どもたちが生きる世界を、何とか明るくしたい、それを具体化するイメージができました。
柏市豊四季台で行われてる「長寿社会に向けたまちづくり~地域包括ケアシステムの具現化」の事業を知りました。(あ)在宅医療の推進と、(い)高齢者の生きがい就労の創成、を骨格とし、 a 医療、b 介護、c 福祉行政、d 農、e 食、そして f 子育て を有機的に結合し、持続的な地域高齢社会を実現する試みです。必然的に迎える高齢社会の中で、地域のコミュニティを持続発展的に構成し、その結果、日本文化も承継され、人口減の中でも日本がこの世界で存在感のある国であり続けることができます。
こんなすばらしい事業ですが、私はこの事業の中に、ひとつ足りないものがあると感じます。それは、そこに生きる人々の財産管理・財産承継に関する手当てです。人は必ず老い、ときに認知症になり、そして死にます。財産管理・財産承継に関する手当てをしていないとき、その人を取り巻く家族の人生設計が狂い、家族の潜在能力が著しく落ちます。人口減の中で、ひとつひとつの家族のそうした「つまづき」は、地域社会の持続的発展に対し、必ずや暗い影を落とします。私は燦リーガルを、財産管理・財産承継分野の日本一の事務所に育て、日本を支えるこの事業に寄与したいと思っています。これが、向こう30年の、私のライフワークです。